2024 09,29 09:19 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 03,12 19:49 |
|
自転車をこいでいると、どこからともなく沈丁花の甘い香りが風に運ばれてきました。
それは一度のみならず、幾度も。 薄桃色の一所に集まって咲く姿が目に映るころには、自身が香りに包まれていました。 金木犀や梔子と並ぶほどの強く存在感のある香は、何にも負けない真っ直ぐとした意志のようで素敵です。 これが沈香に似た香りなのかと思うと、平安の世に連れて行かれたような心地になりました。 が、しかし。 平安時代にはこの花はないんですよね。 日本に渡来したのは室町だそうで。 ついでに言うと金木犀なんて江戸時代にならないと渡来してこないそうです。 どちらも中国原産なんだから、芍薬とか牡丹みたいに早く持ってきてくれれば良かったのに。 なんて無茶を考えてみたりします。 夢でもなんでも恋愛系の創作なら花は欠かせない要素なんですよ(たぶん) 平安時代にある花って限られてくるから、探すのが面倒くさい。 香りのいいものなんて本当に少ないのに!! もういいです。桜に梅に杏に桃に、藤なんかで春は乗り切りますから。 木蓮だって都忘れだって山吹だってあるから、きっと大丈夫! 平安末期に渡来した水仙だってきっと力を貸してくれる! と、変なことに労力を費やしていたみどりでした。 拍手ありがとうございました~!! >春鈴さま PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |